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梳きバサミを使った頭部からトップラインのブレンディング

〈Head〉
26.長さを変えずに梳く
2.で作ったオクシパットから頭部の丸みを考えて毛先からハサミをいれて行きます。この時頭部全体を同じ場所にハサミをいれ過ぎないように注意します。ここでは30目のハサミを使います。

27.長い毛を梳く
余分な長い毛を頭部の丸みに沿って毛の流れに逆らわずに梳いて行きます。クリッパーで取った耳の付け根のクリッパーの後をぼかすようにします。あまりきりすぎますと側頭部が薄くなりますので注意してください。

28.オクシパットをぼかす
何もしないこの状態では頭部とネックラインが不自然ですので自然な感じでぼかします。せっかく付けたオクシパットのラインを消さないようにしてください。

29.毛の流れを整える
梳きバサミの作業中は時々スリッカーを使って毛の流れを整えハサミの刃を水平にあてやすくしましょう。

30.頭部の角度
梳きバサミによる頭部頭部の完成図です。青い線で示したように若干傾斜をつけることにより、全体のバランスで前傾したような目の錯覚を利用したテクニックです。

 


〈Neck & Body〉
31.トップラインを作る
トップライン(背線)を平らにするために背骨よりやや広めに余分な毛を梳いて行きます。まず、トップラインを決める事でネック→ボディー→テールの流れを美しく見せてから左右をスイニングして行きます。

32.ネックラインのクリッパーラインをぼかす
クリッパーで作ったネックラインの境目をぼかします。あくまでも自然に、取りすぎないようにします。

33.クリッパーの残した部分をぼかす
クリッパーで左右から残したラインのトップ部分をキ甲を通る背に向かって若干残し気味に梳いて行きます。

34.肩を見せる
左右の肩からはみ出た毛を後ろから梳きながら確認しイマジナリーラインを形成して行きます。

35.ショルダーからネックラインの完成
ショルダー(肩)からネックラインのブレンディングがほぼ完成しました。この場所はウェーブのある毛が多い所です。その場合コートの流れとは逆に沿って梳きバサミを使ってください。決して垂直にあてないようにしてください。

36.アンダーコートを除去します。
この工程はいつも必要ではありませんが時々、ストリッピングナイフ(粗目)でアンダーコートを除去(レイキング)することでブレンディングをしやすく又、トップラインを自然に美しく見せます。

37.ボディー部分の毛を梳いていきます。
ここからがブレンディングの腕の見せ所です、初めはイマジナリーラインを意識せず上下左右から見て飛び出している毛や余分な毛を梳いてください。長さを一定な長さにする事がボディーのブレンディングではなく、骨格の構成を考え下に向かって流れる毛を自然に見せる事が肝心です。

38.尻のサイドの作業
尻に部分は丸く、肩、肋骨、尻と同じ幅です。大腿部はややふくらみ気味ですので段をつけずにラインをやや下げ気味に下に向かって薄めに梳いて行きます。

39.尾と背線の関係
尾は背線の延長線上ですので背と尻、尾がそれぞれ独立した状態ではいけません。スムーズにつながるように、青い線で示したように作ります。

40.尾付きが低い場合の修正
尾の底部はクリッピングとの段差をぼかし側部は尻とつなげます。ここでは、尾付きが低く尻が丸い場合、青線で示した内側を厚めに残し背線と尾の付け根を厚めに残しヘコミをカバーしましょう。次は足回りのカッテイングです。


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